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国際会議 Conference

目的

国際的な会議体(ICCR,IAC, ISOなど)を活用し、行政当局間、化粧品工業会間の規制協力や国際基準作成を推進する。

ICCR(化粧品規制協力国際会議)

概要

日米欧等の化粧品規制当局から構成される規制協力のための会議。(2007年開始)。国際貿易の障壁を最小化しつつ、高いレベルの世界的な消費者保護を維持することを目的としている。会議では、各国の化粧品工業会も参加し(日本は粧工会)、意見を述べるとともに、会議の運営やレポート(化粧品規制における技術的課題について各加盟国・地域の共通認識の整理したもの)の作成に大きく貢献している。
ICCRのレポートはICCRウェブサイトで公表されている。

IAC(国際化粧品協力会議)

概要

「グローバルな業界共通の課題に積極的に取り組み強力な業界協力を促進する」「化粧品に対する消費者/利害関係者の信頼を高め、革新的な製品を提供する業界の能力を高める」ことを目的に設立。2022年現在39の国/地域の化粧品工業会が参加している。粧工会も主要なメンバーとしてIACの場を活用した活発な意見交換、情報共有を行っている。

ISO(国際標準化機構)

概要

電気・電子及び電気通信以外のあらゆる分野の国際規格の作成を行う国際標準化機関で、各国の代表である標準化機関(日本は日本産業標準調査会(JISC))から構成されている。ISOには分野ごとに専門機関(TC)が設置され、化粧品に関する規格を扱うTC 217においては粧工会が日本の審議団体を担っている。TC 217に設置されたワーキンググループ(WG)には、粧工会の担当部会の専門家が参画し、日本の利益確保の観点や技術・科学的知見を基に積極的に問題提起し、文章の完成度向上と作業の進展に大きく貢献している。詳細はISO本部のウェブサイト、ISOが発行する規格類は日本規格協会のウェブサイトから購入することができる。