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化粧品Q&A
こんな場合はどうすれば?化粧品に関するQ&Aをまとめました。
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- Q1
- 「お肌に合わない場合はご使用をおやめください」とは、具体的にどのような場合ですか。
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- A
- 化粧品は、肌に対する安全性について十分な注意を払い、通常の使用において刺激やトラブルの起こることのないよう設計・製造されています。
しかし、使用する人の体質や体調、季節や年齢などによって、使用中または使用後に、ほてり、かゆみ、赤み、痛み、腫れなどの異常が肌にあらわれることがあります。
化粧品の注意表示では、このような症状を「お肌に合わない場合」と言い、症状の悪化を防ぐために「ご使用をおやめください」として、直ちに使用を中止するように呼びかけています。
症状によっては、専門医の受診をおすすめします。
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- Q2
- 初めての化粧品を使う時に気をつけることはありますか。
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- A
- 化粧品は、肌に対する安全性について十分な注意を払い、通常の使用において刺激やトラブルの起こることのないよう設計・製造されています。
しかし、使用する人の体質や体調、季節や年齢などによって、異常が肌にあらわれることがあります。
初めての化粧品を使用する場合は、腕の内側などで、肌に合うかどうかを確認してください。
サンプルやテスターで試してみるのも一つの方法です。
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- Q3
- 化粧品が目に入ってしまいました。どうすればよいですか?
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- A
- 化粧品が目に入ってしまったときは、あわててこすったりせずに、すぐに水かぬるま湯で、まばたきをしながらよく洗い流してください。それでも痛み、かすみ、異物感などの症状が残る場合は、眼科専門医に相談するようにしましょう。
なお、染毛剤、除光液(ネイルリムーバー)などの特殊な薬剤や成分を含んでいるものは、他の化粧品以上に注意が必要です。誤って目に入った場合は、流水で十分に洗い流した後(製品の表示に洗い流す時間が記載されている場合はその時間に従って)、すぐに眼科専門医の診察を受けてください。そのまま放置したり、ご自身の判断で目薬や洗眼液を使用したりすると目に障害が生じるおそれがあります。
眼科専門医を受診の際には、製品と製品の外箱などの全成分表示が書かれているものを持参するようにしましょう。
参考:化粧品を使うときに注意していただきたいこと
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- Q4
- 子どもがクリームをなめてしまいました。大丈夫でしょうか。
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- A
- 濡れたガーゼで口の中をふき、(飲んだものを薄めるために)水や牛乳を飲ませて、しばらく様子をみましょう。
それでも気になるときは、飲んだり食べたりした化粧品と全成分表示が書かれているものを持参して医師の診断を受けるとよいでしょう。
クリームに限らず、化粧品の原料には安全性の高いものが使われていますので、たとえ誤って飲んだり食べたりしても、特に危険はありません。
ただし、ネイルカラーや除光液、脱毛剤、脱色剤などは、粘膜に炎症を起こす恐れがあり大変危険です。くれぐれも誤って口に入れることのないよう十分注意し、万一飲んでしまったときには、吐かせたり水を飲ませるなどの処置をするとかえって危険なので、何もせずにただちに医師の診療を受けてください。
小さな子どもにとっては、色とりどりの化粧品は好奇心をくすぐります。化粧品は、日ごろから子どもの手の届かない所に保管し、使用後は必ずきちんとキャップを閉めるようにしましょう。
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- Q5
- 買い置きの化粧品があるのですが、使っても大丈夫ですか。
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- A
- 開封後、使用前に中身の状態やにおいなどを確認しましょう。未開封の状態であっても、高温や直射日光、湿度が高い場所、温度変化が激しい場所に保管していた場合、品質が低下している場合があります。開封した時に変な臭いがしたり、状態がおかしいと感じたら、使用しないでください。
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- Q6
- 今年使い残した季節ものの化粧品を来年また使うことはできますか?
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- A
- 開封した時に変な臭いがしたり、分離している場合は、変質している可能性がありますので、使用は避けてください。保管する時には、容器の口元をきれいにふき取り、キャップをきちんと閉めて、温度変化が少なく直射日光のあたらない場所に保管してください。
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- Q7
- 夏の間に使っていたスキンケア製品が残っていますが、秋になってから使ってもいいですか。
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- A
- 秋になってもまだ気温や湿度が高い日もあります。 ご自分の肌の状態と合っていれば、そのまま使用を続けても特に問題はありません。
ただし、季節の変化とともに肌に乾きを感じ始めたら、それを目安に、より保湿効果の高いタイプのスキンケア製品に切り替えましょう。肌の状態によっては美容液などを加えた乾燥対策をおすすめします。
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- Q8
- 秋から冬にかけて、からだが乾燥してかゆくなってしまいます。
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- A
- 秋から冬は皮脂や汗の量も少なくなり、夏の暑い頃と比べて日常生活での汚れの程度も軽くなります。ご高齢の方をはじめ、皮膚の乾燥が特に気になる方は、ボディシャンプーや石けんの使用量を少なめにしたり、保湿効果の高いしっとりタイプのものに変えるとよいでしょう。
また、物理的な刺激によって肌に負担をかけてしまうこともあります。からだを洗うタオルやブラシなども、肌に優しいものを選び、ゴシゴシ強くこすりすぎないように注意しましょう。
お風呂上がりには、ボディ用の保湿クリームやローションなどを、時間をおかずに塗ると効果的です。
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- Q9
- 冬になったら、化粧オイルが白くにごってしまいました。なぜでしょうか。
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- A
- オリーブオイルなど、天然の植物性オイルが配合された化粧用オイルなどは、温度変化の影響を受けやすく、気温の低下によって油脂の一部が固まって白く濁って見えることがあります。
ほとんどの場合は、室温の比較的高いところに置けばやがてもとに戻ります。
冬は、できるだけ気温の低下しにくい場所に化粧品を保管するようにしましょう。
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- Q10
- スプレー缶のごみの出し方を教えてください。
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- A
- スプレー缶をごみ収集に出す場合は、以下の要領で行ってください。
① 缶を手で振って中身の有無を確認してください。
② 「シャカシャカ」「チャプチャプ」などの音がしたら、まだ中身が残っています。必ず使い切りましょう。
③ 音がしなくても、まだ中身やガスが残っている場合があります。「ガス抜きキャップ」で出し切ってください。- ※火気のない風通しの良い屋外で行なってください。
- ※「ガス抜きキャップ」がない場合は、
スプレーボタンを押して完全に出し切ってください。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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- Q11
- オークションサイト・フリーマーケットサイトに化粧品が出品されていますが、注意することはありますか。
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- A
- 化粧品の品質や安全性は、保管状態、使用状況によって大きく変わることがあります。オークションサイト・フリーマーケットサイトを利用するときには、適切な状態で保管されていなかったり、不衛生に扱われていたりした化粧品が出品される可能性もあることをきちんと理解し、出品者の提示する情報をよく確認することが必要です。
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- Q12
- 顔用のクリームをからだに、ボディ用のクリームを顔に使っても大丈夫ですか?
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- A
- 化粧品は、顔やからだなど、それぞれの部位ごとに目的に合わせた効果を発揮できるよう、成分や感触、香りなど様々な観点から最適なものが作られています。
例えば、ボディ用の化粧品の中には、メントールやアルコールが多く含まれているものもあります。このような化粧品を顔に使うと肌がヒリヒリしたり、目にしみることがありますので、使用は避けた方がよいでしょう。
化粧品は、目的に合わせて正しく選ぶことをおすすめします。
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- Q13
- リキッドタイプの口紅をバッグに入れて外出したら、中身がこぼれてバッグの中が汚れてしまいました。
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- A
- 化粧品容器のキャップは、たとえきちんと締めておいたとしても、移動中の揺れや摩擦、衝撃などによってゆるんでしまうことがあります。
化粧品を外出先に携帯するときには、キャップをしっかり締めることはもちろんですが、もし中身がこぼれても他の持物を汚さないように、必ず化粧ポーチなどに入れて持ち歩き、直接バッグに入れないようにしてください。
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- Q14
- 買ったばかりのクリームの表面にくぼみがありました。中身が少ないのではありませんか?
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- A
- クリームに限らず化粧品は、一般に容器の上部に一定の空間を残して中身が詰められています。これは、温度による中身の体積変化に対応するもので、保管状態や季節によって容器内の温度が上昇し、体積が膨張した場合、中身が容器からあふれたり、容器が割れたりするのを防ぐためのものです。そのため、クリームを開封したとき、この必要空間が丸くくぼみのようになっていることがありますが、化粧品は製造工程できちんと計量されていますので、表示されている内容量は不足なく入っています。
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- Q15
- パウダーファンデーションの表面が硬くなり、スポンジにつきにくくなりました。原因は何ですか?
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- A
- パウダーファンデーションをつけるときに、肌に残っていたスキンケアの水分や油分、汗、皮脂などがファンデーションの表面についてしまい、そのままスポンジで力を入れてとっていると、いつのまにか表面が硬くなってしまうことがあります。これは、「ケーキング」と呼ばれる現象で、プレストタイプの粉おしろいにも同様に起きることがあります。(硬くなったファンデーションは表面を少し削るとそのまま使用できます。)
ケーキングを防ぐためには、ファンデーションをつける前に肌に余分な水分、油分などが残らないようスキンケア化粧品を十分になじませ、お化粧直しでは、ティッシュやあぶらとり紙で余分な皮脂をおさえておくこと、そして、ファンデーションを一定方向に軽いタッチでとることが大切です。もちろん、スポンジもいつも清潔にしておきましょう。
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- Q16
- リップグロスが臭くなってしまいました。どうしてでしょうか?
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- A
- 主にリップグロスやリキッドタイプの口紅など、液状の製品で、くちびるに付いていた汚れや雑菌が、リップグロスの筆やチップに移って容器に入り、容器の中で雑菌が繁殖すると、嫌な臭いがすることがあります。
汚れや雑菌が容器に混入するのをなるべく防ぐためには、ティッシュなどでくちびるを拭いて清潔にしてから、塗るようにこころがけましょう。
また、使った後は、必ず筆やチップをティッシュで拭き、汚れたまま容器に戻さないように注意しましょう。
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- Q17
- 衣類を乾かすために浴室乾燥機を使ったら、バスルームの中のシャンプーが液もれしてしまいました。なぜですか。
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- A
- バスル−ムの中にヘアケア製品や化粧品などを置いたままで浴室乾燥機を使用してしまうと、室内温度が上がることによって、シャンプーなどポンプタイプの製品は、ポンプ内の空気が膨張し、注ぎ口から中身が押し出されることがあります。また、洗顔料・ボディ洗浄料・ヘアケア製品が分離するなど、製品の品質に影響を与える可能性もあります。
衣類を乾かすために、浴室乾燥機を使用する場合には、必ず化粧品をバスル−ムの外に出すようにしてください。
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- Q18
- スティックタイプの口紅は、どうして最後まで使い切れないのですか?
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- A
- 繰り出して使うスティックタイプの口紅は、紅の部分を直接、容器の軸に差し込んで固定しています。容器の構造上、紅の部分が抜けないようにするためと、折れを防ぐために、差し込み部分にはある程度の長さが必要になります。この差し込み部分に入った紅が、使い終わりの頃に容器の底に残ってしまうのです。
容器の底に残った部分は、リップブラシでご使用いただくこともできます。
※繰り出して使うタイプのアイライナーペンシルやアイブロウペンシルも同様の構造です。
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- Q19
- 化粧品には使用期限が書いてありません。なぜですか?
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- A
- 医薬品医療機器等法(旧題名:薬事法)では、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされています。
いったん開封してしまった化粧品は、早めに使いきるようにしましょう。来シーズンに再度使用したい場合は、高温多湿や温度変化の大きい場所は避け、日の当たらない場所で保管することをおすすめします。
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- Q20
- 「無香料」と表示された化粧品を買ったのに、においがします。なぜですか。
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- A
- 「無香料」とは「香料を成分としては配合していない」という意味です。香料が配合されていなくても、その化粧品に使用された油分や保湿剤などの原料そのもののにおいが、少しですが感じられる場合があります。
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- Q21
- 鉱物油とはどのようなものですか?
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- A
- 鉱物に属する石油から得られる油であるため、古くから、鉱物油と呼ばれていますが、鉱物でできているわけではありません。成分の種類は様々ですが、分子を構成する元素が炭素と水素であることから、化学的には炭化水素に分類されます。
鉱物油は、液状で皮膚への浸透がほとんどないため、皮膚上の汚れを除去するのに適しています。また、潤滑性があるため、マッサージクリームなどの油性基剤の成分としても用いられています。石油から得られる半固形状のものとしては白色ワセリンがあり、医薬品の軟膏にも使われています。
鉱物油は肌に悪いというイメージがあるのは、第二次世界大戦後のまもない頃、不純物を多く含む鉱物油を配合した化粧品があったためであるとも言われています。しかし、現代では精製技術が格段に進歩したため、安全性に問題はなく、安心してお肌などに使用できるものです。
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- Q22
- ファンデーションを買ったら、同じ色番なのに、色が違って見えます。
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- A
- ファンデーションの色番は、同じメーカーの場合、ベージュ、オークルなど、色系統によって番号が揃えられていることもありますが、ファンデーションのシリーズが違えば、配合されている成分が違うので、同じ番号であっても微妙に色が違うことがあります。さらに同じシリーズのファンデーションであっても、リキッド、パウダーといったタイプの違いや、夏用か冬用かによって、配合される成分の種類や割合が微妙に違うため、同じ色番でも、まったく同じ色とは限りません。
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- Q23
- 新しく買ったファンデーションを肌に塗ってみたら、以前買ったものと同じ製品なのに印象が違います。
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- A
- ファンデーションの色は、配合されている色自体が違う場合もありますが、使用する人の肌の色によって仕上がりの色は変わり、肌の色自体も体調や季節、加齢によっても変化します。また、お店や家の中の照明の違いや、屋外での環境によっても、見え方が違ってきます。
あくまでも色番はひとつの目安と考え、現在の自分の肌に最も合う色を選ぶようにしましょう。
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- Q24
- 同じ製品だと思って海外で購入した化粧品が日本で買ったものと微妙に違う気がします。
どうしてでしょうか。
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- A
- 商品名やパッケージデザインが国内で販売されている製品とほぼ同じ、あるいは全く同じであっても、販売される国によって中身が少し違っている可能性があります。
これは、国によって配合成分の許可基準などが違うことはもちろん、その国や地域の気候特性、使う人の肌質や、感触・香りの好みなどを考慮して、国ごとに配合成分の種類や配合量を調整していることがあるためです。
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- Q25
- 使っていた香水がなくなったので同じものを買ったのですが、香りが薄くなったような気がします。
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- A
- 同じ香水であっても、開封した直後と使い終わりの頃とでは、香りの印象が変わることがあります。(※)
これは、香水を使っていくうちにアルコール分がほんの少しずつ揮発して減っていくためです。その上、香水を使い終わる頃には、色も香りも少しずつ濃くなることがあります。その香水本来の香りをできるだけ長く楽しんでいただくためには、使用後に容器のキャップをきちんと締め、直射日光があたらない、温度変化の少ない常温の場所に保管することが大切です。
また、香りの感じ方は、季節や天候、心身のコンディションなどによって違うこともあります。※これらのことは、香水に限らず、化粧品の香りについても同じことがいえます。
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- Q26
- 化粧品に書かれている「原産国」とは何でしょうか。
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- A
- 化粧品に表示されている「原産国」とは、その製品の最終的な中身を製造した国のことをいいます。原料を生産した国ではありません。
ただし、「原産国」が日本の場合には、表示の義務はありません。
なお、「原産国」がどこであっても、日本国内で販売されている化粧品は、日本の法律によって管理されています。
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- Q27
- 化粧品はすべて弱酸性なのですか?弱酸性でないと肌によくないというのは本当ですか?
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- A
- 肌は一般的におよそpH4.5~6.5で、弱酸性に保たれています。
そのため、ほとんどの化粧品は肌と同じ弱酸性で作られていますが、化粧品の使用目的や特性によってpH値は少しずつ異なり、石けんや化粧水などには、弱アルカリ性のものもあります。
このような化粧品を使用すると、肌の表面は一時的にややアルカリ性に傾きますが、健康な肌には、肌の表面を常に一定に保つ働き(アルカリ中和能)があるので、使用後しばらくすると、自然にもとのpH値に戻ります。特に肌への影響を心配することはありません。
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- Q28
- 化粧品の成分に「精製水」や「水」という表示がありますが、どう違うのですか?
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- A
- 化粧品に配合されている水は、医薬部外品の場合は「精製水」または「水」、化粧品の場合は「水」と表示されることが多く、「水」と表示されている場合も、そのほとんどは「精製水」が使用されています。
いずれも、化粧品に配合するにあたって衛生上問題ないことがきちんと確認されています。
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- Q29
- 「SPF」とはUVB(中波長紫外線)の防止効果が持続する時間を表しているのですか?
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- A
- 単純に、防止効果が持続する時間のみを表しているものではありません。
「SPF」は、主としてUVBによるサンバーン(赤くなる日やけ)の防止効果の程度を表すものです。防止効果は、日を浴びる時間と紫外線の強さに影響を受けます。
「SPF」、「PA」が高い化粧品は、強い紫外線量の光から、肌を守ることができます。夏の炎天下を歩いたり、海や山のレジャーなど紫外線を強く浴びる時などは「SPF」、「PA」が高い化粧品を、それ以外の場合は、目的に合わせて商品をお選びください。
なお、紫外線に対する皮膚の感受性は個人差があり、加えて実際の使用時には使用量、使用状況(汗などで落ちるなど)の違いがあるため、「SPF」「PA」は商品選択時の目安の値です。
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- Q30
- 同じSPF/PAの製品を比べたとき、UV耐水性の表示がある製品の方が紫外線の防御効果は高いのでしょうか?
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- A
- 同じSPF/PAの製品であれば、UV耐水性の表示の有無にかかわらず、紫外線防止効果は同じです。ただし、UV耐水性の表示がある製品では、水に触れたり、浸かったりした後でも、紫外線防止効果が維持されることが期待されます。
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- Q31
- 紫外線防止用化粧品の効果的な使用方法を教えてください。
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- A
- 紫外線防止用化粧品を使用する場合は、使用目的に応じて製品を選ぶことが大切です。
通勤などの日常生活と、長時間の屋外でのスポーツで浴びる紫外線量は同じではなく、シーンに適した製品を選ぶ必要があります。マリンスポーツなど水に濡れるシーンでは、UV耐水性表示のある製品の使用をお勧めします。
紫外線防止用化粧品は、汗をかけば流れたり、ハンカチや手などで触れれば落ちたりする場合もあります。少なくとも2~3時間ごとに塗り直すのが、日やけをしないための上手な使い方です。肌に薄く塗ったり、塗り方にムラがあったりする状態では期待通りの効果が得られませんので、十分な量を塗布しムラなくのばしましょう。詳しくは、紫外線防止の基本をご覧ください。
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- Q32
- 紫外線防止用化粧品以外に、紫外線を防ぐ方法はありますか?
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- A
- 帽子や日傘、サングラス、衣類などで紫外線を防ぐことや、紫外線の強い時間帯(10:00~14:00)のむやみな外出を避けることも有効です。レジャーシーンや長時間外出する場合は、ラッシュガードの着用も有効です。
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- Q33
- 子どもに大人用の日やけ止めを使ってもいいですか?
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- A
- 子どもには専用の日やけ止めをおすすめします。 子どもの皮膚は大人よりずっと薄く、未熟なため、外からの刺激にとてもデリケートです。 また、何よりも大切なのは紫外線に皮膚を長時間さらさないことです。 外出時は日傘や帽子、衣類などで直射日光をさえぎるようにしてください。また、日やけ止めを塗り直すのが難しい場合やレジャーシーン、長時間外出する時はラッシュガードを着用することも有効です。
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- Q34
- 顔や身体用の日やけ止めをくちびるに使ってもよいですか?
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- A
- くちびるには、くちびる専用の日やけ止めの使用をおすすめします。
くちびるの皮膚は顔の他の部分とは異なります。 粘膜に近く皮脂腺がない上に角層も薄くて水分が蒸発しやすいため、非常に乾燥しやすくなっています。 顔や身体用の日やけ止めをくちびるに塗ると、かえって乾燥を促進し、ひび割れが起きることもあります。
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- Q35
- ウォータープルーフタイプのアイライナーやマスカラなのに目の周りがにじんでしまいました。
なぜですか?
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- A
- ウォータープルーフタイプの化粧品は耐水性に優れ、汗や涙、水などには落ちにくくできていますが、油にはなじみます。そのため、皮脂や化粧品の油分がアイライナーやマスカラとなじみ、にじんでしまったと考えられます。
特にリキッドタイプやクリームタイプなどの油分の多いファンデーションを使うときは、フェイスパウダーなどで目の周りをよくおさえて仕上げることが大切です。
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- Q36
- 日やけ止めやメークアップを落とすには専用のクレンジングは必要ですか?
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- A
- 汗や水に強い日やけ止めやメークアップ化粧品は、耐水性に優れているため、石けんや洗顔フォームなど水性の洗顔料で洗っただけでは完全に落とせないものもあります。製品によっては専用のクレンジング料が用意されている場合もあります。落とし方については、それぞれの使用説明をよく確認してください。
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- Q37
- 日やけ止めを塗った手で衣類や車のハンドルなどに触ったら白くなってしまいました。どうしたらよいでしょうか?
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- A
- 白くなるのは、日やけ止めに紫外線散乱剤として配合されている酸化チタンなどの白くて非常に細かい粉体が、衣類、車のハンドルや、家具などの表面の細かい凸凹に入り込んでしまうためです。細かい粉体は一旦入ってしまうと、なかなか取れません。使用する際には十分に気をつけましょう。気になるようでしたら、手のひらの日やけ止めをきちんと落としてください。
もし、日やけ止めがついて白くなってしまった場合は…- 衣類や布製品の場合
洋服ブラシではらっていただき、それでも落ちない場合は、衣料用洗剤でつまみ洗いをするか、洗い流してください。 - 家具などの場合
住居用洗剤を布などに含ませたものですぐふきとってください。 - ※ 素材によっては取り扱いが難しいものもあります。 取り扱いの表示や説明書にもご留意ください。 使用する洗剤の使用方法、注意事項を確認することも大切です。
- 衣類や布製品の場合
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- Q38
- 「SPF15」の化粧下地と「SPF25」のファンデーションを使ったら「SPF40」の効果があるのですか?
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- A
- 「SPF」の数値は、それぞれの製品ごとに紫外線防止効果を測定して表示されているものなので、単純に足し算をして考えることはできません。
また、せっかく紫外線防止効果の高い化粧品を使っても、使い方が間違っていては十分な効果は期待できません。量が少なすぎたり、ムラづきが原因で思わぬ日やけをすることがあります。たとえ、汗、水に強いウォータープルーフタイプの化粧品であっても、衣服や動作による摩擦などが原因で落ちてしまうこともあります。適量を肌にムラなくのばすこと、こまめに化粧直しをすることを心がけましょう。
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- Q39
- 日やけ止めをリキッドファンデーションや基礎化粧品と混ぜて使っても構いませんか?
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- A
- 日やけ止めに限らず、化粧品は本来混ぜずに使うものです。
複数の製品を混ぜてしまうことで、それぞれの特徴、成分の働きなどがそこなわれてしまう可能性があります。使用説明書に指示がない限り、一品ずつていねいに使った後に、次の製品を使うようにしましょう。
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- Q40
- 化粧水などを冷蔵庫に保管してもよいのでしょうか?
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- A
- 化粧品は冷蔵庫に入れる必要はなく、常温で保管できます。むしろ、冷蔵庫からの出し入れによる温度変化が原因で品質の安定性が保たれなくなることが心配です。クリームや乳液などは分離する可能性もあります。
夏季には、清涼感を高めるため一時的に化粧水などを冷蔵庫で冷やしたいという声も聞きますが、品質の安定性を保つため、おすすめしていません。
化粧品は温度変化が少なく直射日光のあたらない、常温の場所に保管するようにしましょう。
※夏季は特に、室内でも直射日光のあたる場所や、屋外(特にプールやビーチ)、駐車した車の中などの高温になる場所に化粧品を放置しないように気を付けましょう。
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- Q41
- 去年の夏、使い残した日やけ止めを今年も使うことはできますか?
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- A
- 正しく保管しているようでしたら、今年も使用することは可能です。ただし、キャップを開けてみて、中身が分離している、変な臭いがする、色が変わっているなど、どこかおかしいと感じた時は、変質している可能性がありますので、使用は避けてください。
化粧品の正しい保管方法は、こちらをご覧ください。
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