化粧品統計
化粧品出荷
2022年9月5日
【注】経済産業省生産動態統計の「化粧品」につきましては、一部事業所で誤報告があったため2014年(平成26年)に遡り修正されました。このため、本資料につきましても関連する部分は2014年に遡って修正しております。
1. 化粧品出荷金額
経済産業省の生産動態統計によれば、化粧品の国内工場出荷金額は、2021年は前年比8.5%減少の1兆3,529億円となっています。(図1)
図1:化粧品国内出荷額

化粧品出荷単価(化粧品1kg当たりの平均出荷単価)の推移は、1990年代から右肩下がりのデフレ現象が継続した後、2010年代から上昇傾向となっておりましたが、2020年以降は減少に転じています。(図2)
図2:化粧品1kg当たりの平均出荷単価

図3:2021年品目別化粧品出荷率

2021年の品目別化粧品出荷率(金額ベース)は皮膚用化粧品が51.0%を占め、頭髪用化粧品27.0%、仕上用化粧品16.1%、特殊用途化粧品5.6%と続き、香水・オーデコロン類は0.3%となっています。(図3)
主な個別品目の1995~2015年の5年刻み及び2016~2021年の年ごとの推移については、近年は化粧水、美容液などが増加していましたが、2020年以降は殆どの品目で減少しています。(図4)
図4:化粧品品目別出荷金額
