化粧品統計
化粧品出荷
2023年9月5日
【注】経済産業省生産動態統計の「化粧品」につきましては、一部事業所で誤報告があったため2020年に遡り修正されました。このため、本資料につきましても関連する部分は2020年に遡って修正しております。
1. 化粧品出荷金額
経済産業省の生産動態統計によれば、化粧品の国内工場出荷金額は、2022年は前年比9.0%減少の1兆2,654億円となっています。(図1)
図1:化粧品国内出荷額(単位:億円)
化粧品出荷単価(化粧品1kg当たりの平均出荷単価)の推移は、1990年代から右肩下がりのデフレ現象が継続した後、2010年代から上昇傾向となっておりましたが、2020年以降は減少に転じています。(図2)
図2:化粧品1kg当たりの平均出荷単価(単位:円)
図3:2022年品目別化粧品出荷率
2022年の品目別化粧品出荷率(金額ベース)は皮膚用化粧品が44.9%を占め、頭髪用化粧品29.4%、仕上用化粧品19.2%、特殊用途化粧品6.0%と続き、香水・オーデコロン類は0.5%となっています。(図3)
主な個別品目の1995~2015年の5年刻み及び2016~2022年の年ごとの推移については、2020年以降は殆どの品目で減少していましたが、2022年は口紅が増加しました。(図4)