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基本編
SPF測定法・UVA防止効果測定法に関するQ&A
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- Q1
- どうして日本化粧品工業連合会では、SPF測定法やUVA防止効果測定法の自主基準を変更したのですか。
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- A
- ISO(国際標準化機構)が、2010年11月にSPF測定法を国際規格として発行しました。さらに、2011年12月にはUVA防止効果測定法が、国際規格として発行されました。これらの測定法のもととなったものが、日本化粧品工業連合会が自主基準として採用してきた方法であり、この国際規格の策定のプロセスに日本化粧品工業連合会も積極的にかかわり、国際ハーモナイゼーションを目指して注力してきたため、早速自主基準にとりいれました。今後、これらの測定法各国において早急に採用されることが期待されます。
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- Q2
- ISO(国際標準化機構)のSPF測定法やUVA防止効果測定法には、表示方法についての規定も含まれていますか。
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- A
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測定法だけの規定であり、表示方法についての規定は現時点では各国にゆだねられています。
なお、SPF測定法については、国際的にも類似の表示がなされていますが、UVA防止効果測定法については、日米欧だけを比較してもそれぞれ異なったものとなっています。
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- Q3
- 今までUVA防止効果を表す表示は、「PA+」、「PA++」、「PA+++」でしたが、
どうして新しく「PA++++」ができたのですか。
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- A
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UVA防止効果の高い紫外線防止用化粧品への消費者ニーズが高まるとともに、化粧品の製剤技術の向上によって、そうしたニーズに応えることができる製品が開発できるようになったためです。
さらに、粧工連が採用したISOのUVA防止効果測定法は、特にUVA防止効果が高い製品の測定精度を高めたため、これまで「PA+++」と表示していたところを、防止効果によって「PA+++」と「PA++++」に分けて表示することにしました。
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