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基本編
UV耐水性の表示に関するQ&A
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- Q1
- UV耐水性のマーク「UV耐水性★/★★」は、世界共通の表示なのですか?
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- A
- 国際標準化機構(ISO)の規格である「ISO18861 Cosmetics Sun protection test methods Percentage of water resistance化粧品-日焼け防止効果の試験法―耐水性(SPFの保持率)」による測定を行いますが、「★(もしくは☆)」を用いての表示は日本のみのルールとなります。
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- Q2
- 汗、水に対する強さも示しているのですか?
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- A
- あくまでも沢遊びや海水浴など水に接したり、浸かったりするときの、肌の外部から付着する水分に対する日やけ防止効果の維持(強さ)を示しています「UV耐水性」は、汗に対する日やけ防止効果の維持(強さ)を示すものではありません。
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- Q3
- ★と☆に効果の違いはあるのですか?
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- A
- ★(もしくは☆)の数が1つか2つで効果の強さを示しています。★(塗りつぶしあり)、☆(塗りつぶしなし)で効果の違いはありません。
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- Q4
- UV耐水性の表示がないのに、「水に落ちにくい」と書かれている日やけ止めには耐水性の効果はないのですか?
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- A
- 「ISO18861」の試験法で測定して確認されたUV耐水性の効果を★(もしくは☆)で表示しますが、自主基準移行前の製品については他の試験法を用いて評価を行っている場合もあります。製品の表示等をご確認ください。
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- Q5
- UV耐水性の効果が維持できる時間はどのくらいですか?
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- A
- 製品の試験をする際には一定のルールで測定しますが、使用する際の条件が異なるため、一律に時間を示すことはできません。UV耐水性表記の有無にかかわらず、日やけ止めの効果を保つためには、2~3時間を目安にこまめに塗り直すことが大切です。
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- Q6
- 「UV耐水性★(もしくは☆)」の製品を2つ使用すれば「耐水性★★(もしくは☆☆)」と同等の効果が得られますか?
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- A
- UV耐水性の強さは、UV耐水性表示のある製品を併用することで高まるものではありません。高いUV耐水性が求められる場合は、「耐水性★★(もしくは☆☆)」を使用することをお勧めします。また、こまめに塗り直すことも忘れないようにしましょう。
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- Q7
- 同じSPF/PAの製品を比べたとき、UV耐水性の表示がある製品の方が紫外線の防御効果は高いのでしょうか?
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- A
- 同じSPF/PAの製品であれば、UV耐水性の表示の有無にかかわらず、紫外線防止効果は同じです。ただし、UV耐水性の表示がある製品では、水に触れたり、浸かったりした後でも、紫外線防止効果が維持されることが期待されます。
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- Q8
- UV耐水性の紫外線防止効果は、UVAとUVBどちらにも効果がありますか?
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- A
- 試験としては、UVBに対する効果を中心に評価を行っていますが、UVAに対しても同様の効果があると考えています。
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- Q9
- UV耐水性がある日やけ止めは、普段使用しているボディ用洗浄料で落ちますか?
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- A
- 水で落ちにくくなっていることは考えられますが、洗浄料を用いたときの落ちやすさは製品によって異なります。適切な落とし方については製品の使用上の注意等を参照するか、メーカーや販売店にお問い合わせください。
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- Q10
- 汗をかいても崩れにくいUVケア製品を選択する際に、参考になる共通の表示はありますか?
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- A
- 現在、日やけ止めの「汗」に対する強さに関する共通の試験法や表示は国際的にもありません。「汗に対して落ちにくい」等の効能表記は各企業の判断と責任に委ねられています。
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